人気記事を分析し、受け手に伝わる情報を発信
“私のこだわり” 医療を支える人たち(広報編/第3回)
さまざまな職種の人たちが医療現場を支えている。CBnewsは、医療現場で働く全ての人をリスペクトした新連載「“私のこだわり” 医療を支える人たち」をスタート。第1編は、病院の広報業務に関わる方のこだわりを紹介する。
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■岡山済生会総合病院 経営企画部広報企画課 副係長 六岡智輝さん
六岡さんは、以前はオペ室の看護師だった。2年前の人事異動で広報担当となる。臨床の専門職から広報部門への異動だったが、それほど不安はなかったという。
六岡さんの広報業務のこだわりは、「ターゲットを絞って発信する過程」で、なかでも「分析」に重きを置いている。例えば、診療コラムでは、よく読まれている記事を分析し、関連した記事を作成。執筆者にあらかじめタイトルや内容、キーワードの指示も出すこともあるという。広報は、発信者(病院)の思いを一方的に伝えるのではなく、受け手が求める情報を発信する必要がある。だからこそ、「病院広報担当者は、デザインの勉強よりも目的や企画の部分を明確にすることが重要である」と強調する。
ターゲットに "見られる広報物″を、どう作り上げるか。そこには、「ターゲットを絞って発信する過程」にこだわり、計画的な戦略や企画を考える六岡さんの姿がある。
【CBニュース編集部企画室・ 横山希】
医療介護経営CBnewsマネジメント
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